パプリカ
パプリカ、初日に見てきました。
人の夢に侵入できるDCミニというメカ、それを使ってサイコセラピストをしているパプリカは現実世界では千葉敦子といって精神医療総合研究所に勤めていた。
そんなときDCミニが盗まれ、謎の人物が人の精神に勝手に侵入して、研究所の所長も自殺未遂させられてしまう。さてこの事件の解決は・・・。
という感じの話でして、大筋では筒井康隆氏の原作に沿っているんですが、精神学的な細かい説明は飛ばしてわかりやすくなってました。エンディングもそうきたのかという感じで原作とは違いましたね。
作画の方はちょっとAKIRAっぽい所もあるんですがマッドハウスさんがしっかり描いてくれていました。
夢のシーンは軽快な平沢進氏の音楽と相まって、見ていてとても楽しかったですね。サントラ欲しくなってしまった。
ただ、この映画を楽しむには原作の「パプリカ」はもちろんですが、筒井さんの他の作品、たとえば「ヘル」「脱走と追跡のサンバ」などを読んでいるとさらに楽しめるでしょう。でないと、ちょっとわかりにくいところがあります。
筒井ファンの私としては、面白かったアニメですね〜。
そういやコミック版のパプリカを書いた萩原玲二って人、エイリアン秘宝街を漫画にした人でした。変なところで繋がってます(笑)
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それにしても、堺MOVIXというところ、はじめていったんですが、観客は10人ほどでした(^_^;)ま、ゆっくり見られたからいいんですけどね。