ノア 約束の船

ああそうだ、「ノア 約束の船」の感想です。


初日に見たのですが、題名通りノアの方舟の話。


アダムとイブが知恵の実を食べてから、人類は知恵がついて悪にそまり、アベルとカインのように同族殺し(このイメージ何回も出てきます。)も覚えて、大陸に広がり、資源を食い尽くしていきます。
残ったのは不毛な地だけ。


アベルとカイン以外の血族の末裔ノアは目の前で父親を殺されたが逃げ延びて、一家で荒れ地に住んでる。夢で天啓をうけて、アララト山に先祖の爺さんに会いに行くことになる。


旅の途中で族に襲われたイラという少女を救う。これが成長してエマ・ワトソンになります。


山の近くには堕天使という昔神様に逆らって地上に落とされた元天使、今は岩か泥の塊のような生き物がいて襲われますが、爺さんには恩があるそうで、連れて行ってくれることに。


山に行ったら、メトセラ爺さん(アンソニー・ホプキンス)がいて、また天啓をうけて、方舟を作ることになる、奇跡で水が湧いて、アダムとイブの楽園から持ってきた種から大森林が生える。


数年経って、ノアの長男はエマ・ワトソンといちゃいちゃなんだけど、下の男二人は面白くない。女絡みの揉め事頻発。


で、方舟作りですが、数人でできるわけないので、堕天使(身長5mくらい)が木を切ったり運んだりは全部やってくれるので、ずいぶん助かってる。あと積み込んだ動物たちは何かの薬の煙で眠らせておくことになってるので、手間はいらないですね。


方舟が出来る前に食い詰めた人間の一族が攻めてくることになる。


ノア大乱闘と、堕天使が防いだので、なんとか方舟は浮かぶ、周りには溺れ死ぬ人間が一杯(^^ゞ


あとは船の中で、女関係で親子喧嘩が続くって、この部分が一番いらんかもしれん。


陸にたどり着いたあと、ノアさんはすっかりぐれてしまって、飲んだくれになったりする、これも一応旧約聖書どおりだが。


最後はまたこの地に満ちよでまとめるんだけど、よく考えるとその後もソドムとゴモラを火で滅ぼしたりしてるのでヤハウェ様もなかなかの短気です。


あと、神とずっと字幕に出てたのだけど、クリエーターだから、造物主もしくは主が正しいような気もする、
まあ吹き替えが戸田のなっちゃんなのでそのあたりは仕方がない。


お袋といったのですが、とても不評でしたw。特撮の映像は凄いんだけど、神様のあたりがけっこうくどいのはマイナス点。


予告編では堕天使のあたりは隠してますね〜。